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   第4回 第8回ふれあい旅行に同行して(マレーシア、シンガポール)
 

 熊本県厚生年金受給者協会では、会員親陸の海外及び国内旅行を「ふれあい旅行」と銘打って毎年実施してきましたが、今年はクアラルンプールとシンガポール5日間の旅を実施しました。90名の募集に対して何と140名ほどの希望者があり、最終的には114名の方が参加されました。国内旅行といい海外旅行といい、常に募集を大幅に上回る希望者があり、私達の企画が的を得たものであることが立証でき、主催者として誠に意義ある企画で今後も続けていく自信がついたと思っています。
 今年は9月16日から20日迄の5日間を、熊本バスツーリストビューローの中原常務の綿密な計画のもとに実施を致しました。旅行直前にニューヨークにおける同時多発テロで世界貿易センタービルの破壊という大変ショッキングな出来事が起きました。
 当然旅行についても懸念されましたが、マレーシアやシンガポールは大丈夫だという判断で旅行を実施しました。中には御家族の方が憂慮されて旅行を取りやめられた方もありました。
 参加者には最高85才の高齢の方も参加され、体力的に些か心配もありましたが、却ってお元気で最後まで誰一人事故もなく、全員至極元気で楽しい想い出を胸に一杯詰めて帰国できたことは何よりでした。
 ところで福岡空港からクアラルンプール(KL)新国際空港まで凡そ5時間半の空の旅で久し振りの長旅に足は浮腫み些かグロッキーになりながら、マレー半島上空から見た川は、何と中国黄河の色より尚濃い黄色というか濁流というか、その色に驚かされました。
 赤茶けた大地の為せる業でしょうが、ただ樹木の成長は南方特有のスコールとやらのお陰で早いようです。特に目についたのは油椰子が延々と続いているのは壮観でした。
 クアラルンプール到着後夕食を北京料理、北京ダックを久方振りに御馳走になり、一日の疲れをとるために早めに就寝。二日目は市内観光、嘗て日本に留学した経験のある日本語の達者な男性ガイドが案内をしてくれる。マレーシアはASEANの優等生で半導体、電化製品など高価値産業を中心に急成長を遂げている国であり、日本企業も数多く活動しています。王宮、国立博物館、国家記念碑、独立広場、バットウ洞窟等を見学しました。
 また、ガイドの説明によれば、高等学校迄の教育費は無償であることと、医療費が無料とのこと、豊かで人口が少ないことと、マハティール首相の政策が素晴らしいとのこと。
 夕食事に懇親会を開催、福引などもあり大いにその実をあげることができたようです。
 三日日の9月18日は、クアラルンプールタワー観光で市内の展望をし、約2時間遅れの飛行機で一路シンガポールヘ向かう。凡そ50分程でシンガポール到着。入国手続後、市内観光をするが、町中の並木は「ねむの木」が連続と続きまた此の街大変樹木の多い街で生活環境に気をつけていることが解るような気がしました。革製品ショッピングや中華街散策をして、夕食後ボートで船上からマーライオン見学、中々印象的でありました。
 その後引き続きナイトサファリを見学。ここは1994年にオープンした、シンガポールの残り少ない原生林にアイディアを生かして実現された施設で、約100種類1200頭の夜行生動物が飼われており、その中をトラムカーでピクビクしながら見学は、今にも集って来そうな感じで冷や冷やものでしたが、後で聞いたところチャンと濠が掘ってあり動物は観客側へはこられないのだそうです。
 翌19日は最終日、セントーサ島の施設見学、ここには水族館、昆虫館、戦争資料館等があり、特に戦争資料館には大東亜戦争時に山下中将がシンガポールを占領して時の英軍司令官バーシバル中将に降伏を迫り調印した場面が再現されており、私など戦争に出征した者の一人としては、誠に感慨深い複雑な思いでした。
 夕食はモンゴリアンバーベキュー、その後シンガポール空港へ、クアラルンプール空港も立派でしたが、ここシンガポールチャンギ国際空港は年間2,500万人の旅客が利用するハブ(中枢)空港で流石。これより再びKL国際空港へ行き、マレーシア航空628便で福岡空港へ。
 一度は行ってみたかったクアラルンプールとシンガポール。ふれあい旅行の意味が見事に達成されたと「我田引水」ですが、やはり厚生年金受給者協会ならではの素晴らしい旅行で、旅行中から来年は何処ですかという参加者の問い合わせは、これからも益々良い企画をして会員の皆様と楽しい「ふれあい」を続けて行く予定です。


 
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